コンタクトレンズによる目の病気
コンタクトレンズのケアを怠ったり、間違った使用をしていると、コンタクトレンズによる目の障害を引き起こす可能性があります。
また、その障害をそのまま放置しておくと、結果「失明する危険性がある」という危険性があるということを充分ご理解ください。
コンタクトレンズが引き起こす目の病気は、
■アレルギー性結膜炎・巨大乳頭性結膜
まぶたの裏側が荒れ、コンタクトレンズによる機械的な刺激や汚れに対してのアレルギー反応によって起こる。
■角膜上皮びらん
角膜の最表面部分の細胞が脱落します。
症状が悪くなると合併症を引き起こし失明の恐れもあります。
■点状表層角膜症
角膜表面についた細かい点状の傷で、角膜表面の細胞が部分的に脱落している状態。
症状としては、目の痛み・目の充血・違和感・目やにが出るといった症状が現れます。
中でも、最近急増している疾患としては、"アカントアメーバ角膜炎 "と言って、ソフトコンタクトレンズに付着したアメーバが、角膜に侵入し感染する病気です。
治療が難しく、角膜が白く濁り、視力が大幅に低下するという、失明になりかねない重篤な角膜障害を引き起こす怖い病気があります。
このように、コンタクトレンズが手軽な反面、ケアを怠ったり、間違った使用のまま装用し続けると、失明の恐れもある危険なアイテムだということを充分理解し、正しい使用法で健全なコンタクトレンズ生活を続けるようにしましょう。
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