コンタクトレンズの危険性
近年、コンタクトレンズの普及には目覚しいものがあります。
眼鏡に変わり、視力矯正法として、今では多くの人が愛用しているコンタクトレンズ。
ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ、使い捨てコンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズなどさまざまなものがあります。
夜間睡眠中も目に入れっぱなし可能な連続装用や、乱視用、遠近両用、おしゃれ用など、さまざまなタイプのコンタクトレンズが開発され、市販されています。
コンタクトレンズは眼鏡に比べると、視野が広いこと、レンズが曇らないこと、自然な見え方をすることなどからコンタクトレンズが選ばれることがあります。
そして、コンタクトレンズを選択する1番の理由は、やはり見た目の良さ、即ち「美容」の面が最大の理由でしょう。
コンタクトレンズは、眼鏡のように外見から視力矯正をしていることが分かりにくく、特に若い女性は「眼鏡っ子」を嫌う傾向が大きく、職業上(女優さんやモデルさん)、眼鏡の使用を制限される人達にとって、コンタクトレンズは必需品のようです。
「目に直接触れさせて、まるで自分の目の一部のように使えること」がコンタクトレンズの最大の魅力でしょう。
しかし、コンタクトレンズが普及するにつれ、その使用法や危険性が問題視されるようになりました。
コンタクトレンズを長年使用することで、日々のケアを怠り、取り扱いが雑になってしまっているケースや、コンタクトレンズを正しくない使い方で装用しているケースも目立ち、コンタクトレンズによる眼障害が多く報告されています。
日本眼科協会のアンケートによると、コンタクトレンズ使用者の10人に1人が眼障害が発症しているという調査結果も報告されているほどです。
特に、以下のようなコンタクトレンズの装用をしている人は要注意です。
①正しい使用法を理解せずに使用し続けている人。
②定期検診を受けていない人。
③寝るときも外さず装用している人。
④コンタクトレンズに傷や少し破損した状態でも装用している人。
⑤十分な洗浄をしていない人。
このような人は、コンタクトレンズによる障害を抱える確率が高くなります。
この機会にご自分のコンタクトレンズの使用の仕方を見直すようにしましょう。
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