ドライアイ
目の表面は、常に水分で覆われ保護されています。
この水分が"涙"です。
涙は、涙腺から分泌され、目の表面の潤いを維持してしています。
涙は、感情の変化によってあふれ出すだけでなく、目の表面を潤し、目の健康を維持する大切な役目を担っています。
その働きは、１日に２～３ｍｌ分泌し、
①目の表面を守り乾燥を防ぐ
②角膜（黒目）に栄養を与える
③ゴミやバイ菌などの進入を防ぐ
といった働きをしています。
ドライアイとは、この涙の異常によって引き起こされる目の障害であって、いわゆる「乾き目」のことで、涙の量が不足した状態のことなのです。
通常涙は、まばたきをすることによって、涙腺から分泌され目の表面へと送り込まれます。
ところが、パソコンやテレビゲームを長時間続けていたりすると、このまばたきの回数が通常の４分の１程度に減ってしまい、分泌される涙の量が減少し、目の表面がどんどん乾燥していってしまうのです。
また、冷暖房の付けすぎによる涙の蒸散や、コンタクトレンズ装着などもドライアイの原因になることがあります。
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