近視、遠視、乱視
屈折異常には、近視、遠視、乱視の状態があります。
【近視】
①光の焦点が網膜よりも手前で結ばれてしまう状態。
②近くは良く見えるが、遠くはぼやけて見える。
③近視の原因は、眼の長さが長いか、 角膜や水晶体の屈折力が強いために起こる。
④凹レンズの眼鏡やコンタクトレンズで屈折率を弱め、網膜上で焦点が合うように矯正します。
【遠視】
①光の焦点が網膜の後ろで結ばれてしまう状態。
②遠くは良く見えるが、近くはぼやけて見える。
③遠視の原因は、眼の長さが短いか、 角膜や水晶体の屈折力が弱いために起こる。
④凸レンズの眼鏡などで屈折率を強め、網膜上で焦点が合うように矯正します。
【乱視】
①光の焦点が2か所以上に分かれる状態。
②ものが二重に見えたり、視力が弱い。
③正乱視と不正乱視に分かれ、正乱視は屈折した光が1点ではなく、2か所で焦点を結ぶ状態です。
不正乱視は、角膜のカーブが不規則に変化しているので、どこにも焦点が結ばれない状態。
④正乱視は、乱視用レンズの眼鏡やコンタクトレンズで矯正します。
不正乱視は眼鏡では矯正できず、ハードコンタクトレンズを使って矯正します。
- 次のページへ:コンタクトレンズの危険性
- 前のページへ:涙と角膜
眼科検索なら【眼科口コミナビ】のピックアップ眼科医一覧はこちら。
- 多摩眼科クリニック 東京都八王子市散田町4丁目10−11 電話042-661-6253
- さいたま新開橋クリニック 埼玉県さいたま市西区宮前町408−1 電話048-795-4760
- 荻野眼科醫院 東京都世田谷区喜多見8丁目19−14 電話03-5494-6331
- さわ眼科 愛知県名古屋市緑区梅里1丁目84 電話052-875-0038
- 酒井眼科 愛知県北名古屋市久地野北浦66 電話0568-22-2225
今日のお勧め記事 ⇒ どうして見えるの?
私たちが健やかに安全に暮らしていけるのも、皆さんご存知の通り、視覚(見る)・聴覚(聞く)・触覚(触る)・嗅覚(匂い)・味覚(味)のいわゆる『五感』を持っているからです。 『五感』を駆使することで、外界からの情報を収集し理解して対応しながら生きていくのです。 特に、私たち人類は、他の動物に比べて嗅覚や聴覚が劣っている分、最も視覚に優れた哺乳類動物として、長く地球上で君臨してきました。 視覚に優れていた動物だからこそ、生存競争に打ち勝ってきたのかも知れませんね。 人は、外界から
当サイトに掲載されている眼科医情報、診療時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。